2021年
1月
01日
金
トップリフトとはかかとのパーツのことです。
大きく分類するとラバー・レザー・スポンジがあります。
それぞれメリット・デメリットがあります。
一番スタンダードなのがラバーリフトです。
ラバーは滑りにくいという特徴があります。
種類が豊富で厚みが6㎜~22㎜くらいのものがあるので、状態に合わせてチョイスできます。
価格もお手頃なものがありますので、こだわりが無い方はラバーを選ばれるといいでしょう。
レザーリフトは見た目がキレイで、高級感がある仕上がりです。
雰囲気重視の方にオススメです。
当店ではクエルチェ(LQ)やレンデンバッハの高品質なパーツを使用しています。
レザーリフトの弱点は滑りやすいことです。
しかし、レザーにはそんな弱点も魅力に変えてしまう力があるようです。
歩くたびにコツコツと鳴る音が好きという方も多いです。
スポンジリフトの特徴は軽さ・グリップ力です。
靴が軽いとやっぱり疲れにくいですよね。
弱点は減りの早さです。
減りに付随して起きるのが滑りやすさです。
スポンジは表面がツルツルになると滑りやすくなりますのでご注意ください。
2021年
1月
01日
金
当店の代表的なラバーヒールをご紹介します。
VIBRAM社製の6mm厚スタンダードヒールです。
当店では一番リーズナブルなラバーヒールです。
VIBRAMスタンダードヒール 3,000円+tax
7mm厚のVIBRAMエクスプローションヒールです。
生体力学からデザインされた形状は滑り止め効果が高く、スムーズな歩行をサポートします。
VIBRAMエクスプローションヒール 3,300円+tax
7mm厚のコンチネンタルヒールです。
柔らかくてグリップ力があり、耐摩耗性が高い優秀なヒールです。
ゴールドのロゴは高級感があります。
当店イチオシのパーツです。
コンチネンタルヒール 3,500円+tax
10mm厚のVIBRAM5345サンライズヒールです。
耐摩耗性が高いです。
オールデンやスコッチグレインのトップリフト交換に最適です。
ヒールを少し高くしたい時や履きすぎてヒールベースが削れてしまった際の修理にもよく使用します。
VIBRAM5345サンライズヒール 4,000円+tax
他にも多数ご用意しております。
2021年
1月
01日
金
気付いたらヒールのゴムが擦り減り、土台の革も削れていたということはありませんか?
ヒールベースの革が少し削れているくらいなら、継ぎ足し補強や少し厚めのトップリフトに交換で対応出来ます。
画像のようにガッツリ擦り減っている場合はヒールベース丸ごと交換します。
前と同じようにヒールベースは革で、トップリフトはラバーで仕上げました。
同じ革でも前のヒールベースの革は革くずを固めて作った圧縮革で、当店で使用しているヒールベースは本革なので、グレードアップになっています。
ヒールベース交換 3,000円+tax
トップリフト交換 3,000円+tax
ヒール丸ごと交換する修理としては一体型のブロックヒールにするという選択肢もあります。
厚みは20mmあります。
ブロックヒール 4,000円+tax
革のヒールベースを使用する修理のメリットとしては、革の枚数で高さを調整できることです。
次回のトップリフトの修理時には薄いトップリフトの交換で対応できるので、ブロックヒール交換よりもリーズナブルになります。
長い目で見ればお得かもしれません。
2021年
1月
01日
金
トップリフトの種類は大別してラバーとレザーの2種類に分けられます。
レザーヒールはレザーソールに合わせて付けられていることが多いです。
高級靴の多くにはレザーヒールが使用されています。
仕上がりがキレイで高級感があります。
当店ではクエルチェ(LQ)社製とJ.レンデンバッハ(JR)社製の高品質なパーツを使用しています。
LQレザーヒールは画像のV型(アローヘッド)の他に三日月型(ラスター)とカギ型(ダヴ)の3形状ご用意しています。
トップリフトの底面に色を塗っても、一度履いてしまえば擦れて色は無くなります。
それでも華やかに仕上げることがお客様の満足につながると信じています。
飾り釘も同様の理由で追加料金なしでオリジナル通りに施します。
LQレザーヒール 4,500円+tax
JRレザーヒール 6,000円+tax
2021年
1月
01日
金
つま先も擦り減りやすい箇所です。
つま先が尖がっている靴やダブルソールなどの硬いソールは履きこむまでは返りが悪い(反らない)ため、つま先への負担が大きいです。
こういう場合にするのがつま先補強という修理です。
つま先補強の種類にはラバー・レザー・つま先の3種類があります。
ラバーが一番オーソドックスです。
当店ではコンチネンタル製ラバーを使用しています。
つま先ラバー 3,000円+tax
レザーは元のレザーソールと同じ素材がご希望の方に良いです。
レザーにこだわりのある方にオススメです。
つま先レザー 3,000円+tax
トゥスチールは鉄なので、強度は抜群です。
靴好きの間では人気のあるアイテムです。
欠点は少し滑りやすくなる点と歩いた時に音が気になる点です。
滑るのが心配な方にはハーフソールとの併用をオススメします。
トゥスチールにはシルバーのヴィンテージトゥスチールとゴールドのトライアンフトゥスチールの2種類があります。
見た目と価格でお選びください。
ヴィンテージトゥスチール 4,000円+tax
トライアンフトゥスチール 4,500円+tax
2021年
1月
01日
金
2021年
1月
01日
金
ハーフソールとは靴底の前半分を補強する修理です。
ハーフソールにはラバー・レザー・スポンジとありますが、一番ポピュラーなのはラバーです。
前底がすり減って薄くなった靴や滑りやすい靴の補強に最適です。
グリップ力が上がり、滑りにくくなります。
意見が分かれるのが新品のレザーソールに貼るべきか貼らざるべきかという点です。
新品時のほうがキレイに安く仕上がります。
履きこんでからだと補強代が別途必要になることが多いです。
デメリットとしてはレザーソールの特徴である通気性が損なわれてしまいます。
もう一つデメリットを挙げると、ハーフソールを貼ることでソールが少し硬くなってしまう点です。
ソールが柔らかいレペットのような靴の場合は履き心地が変わってしまう恐れがあります。
逆に言えば、ラバーが衝撃吸収の役割を果たしてくれると言えます。
レザーソールが好きな方にはハーフソールはオススメしません。
2021年
1月
01日
金
ソールの中央に穴が開いております。
レザーソールに穴が開く頃が正しく修理のタイミングです。
革底が好きな方でヒールの摩耗が少なく、オールソールする必要が無い場合にはレザーハーフソールがオススメです。
一回目のレザーハーフソールです。
底縫いは縫い目が見えるチャネル仕上げに半カラス仕上げです。
修理費用はオールソールの半分くらいで済みます。
こちらは同じ靴に二回目のレザーハーフソールです。
こちらも前回と同様に半カラス仕上げに底縫いの縫い目が見えないヒドゥンチャネルで仕上げました。
ハーフソール修理の場合は当然ながら継ぎ目ができます。
継ぎ目ができることに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、修理してる感をアピールできます。
『靴を修理して履く』ことが世の中の常識になることを願わずにはいられません。
2021年
1月
01日
金
オールソール依頼時にソールをレザーにするかラバーにするか迷われる方が多いです。
レザーソールとラバーソールのそれぞれの特徴を説明します。
レザーソールの特徴は通気性と足馴染みの良さです。
初めから柔らかいソールや履きこむほどに柔軟性が出てくるソールがあります。
快適性を重視する方に向いています。
耐久性も求められる方はオークバーグ鞣しのJ.レンデンバッハやバーカーのレザーソールがオススメです。
ラバーソールの特徴はグリップ力と耐摩耗性が優れていることです。
雨の日にも履きたい方や実用性を重視する方に向いています。
ビジネスシューズ用のラバーソールとしては丸い突起が特徴のダイナイトソールやVIBRAM2055ダイナイトタイプがオススメです。
こだわりや履くシチュエーションに合わせてお選びください。
2021年
1月
01日
金
ブーツにも使用するソールですが、当店でビジネスシューズのラバーオールソールと言えばほぼ二択です。
まずはダイナイトソールです。
エドワードグリーンやクロケットなどにも純正採用されており高級感があります。
丸い突起が出っ張っており、グリップ力に優れています。
ソールの厚みが少し薄いので、仕上がりがスマートです。
こちらはVIBRAM2055イートンソールです。
ダイナイトソールと酷似しています。
このVIBRAM2055ソールはダイナイトタイプとも呼ばれています。
VIBRAM2055ソールは耐久性に優れています。
よく歩く方に人気です。
ソールが厚いですが、ゴム質は柔らかく履き心地はソフトです。
ヒールも激似ですが、両者とも良い笑顔です。
一度顔に見えるとそれにしか見えません。
どちらを選んでも間違いないです。
ダイナイトオールソール 15,000円+tax
VIBRAM2055オールソール 15,000円+tax
2021年
1月
01日
金
当店で取り扱っているレザーオールソールの種類と仕様についてご紹介します。
底面は色を染めて仕上げます。
色はブラック・ダークブラウン・ミディアムブラウン・ライトブラウン・ニュートラル・半カラスからお選びいただけます。
スタンダードのイタリアレザーオールソールです。
イタリアのクエルチェ(LQ)社製のレザーを使用しています。
標準仕様は画像の通り、縫い糸が見えるチャネル・レザーヒール飾り釘仕上げです。
ラバーヒールへの変更が可能です。
LQレザーオールソール 16,000円+tax
クエルチェ社製ダークダニレザーオールソールです。
ベジタブルタンニンで長期間鞣される革は繊維が緻密でしなやかさと耐久性を兼ね備えています。
品質と価格のバランスがとれたレザーソールです。
ダークダニレザーオールソール 18,000円+tax
ドイツ製最高級のJ.レンデンバッハレザーオールソールです。
オークバークで鞣されたレザーソールはきめが細かく、防水性と耐摩耗性に優れ、丈夫で柔軟性があります。
クロケット&ジョーンズのハンドグレードやアレンエドモンズ等多くの有名メーカーでも使用されています。
J.レンデンバッハレザーソール 20,000円+tax ヒドゥンチャネル 2,000円+tax
イギリス製最高級のバーカーレザーオールソールです。
150年以上の歴史を持つ英国の老舗が作る最高級オークバークレザーソールです。
イギリスのビスポークメーカーが挙って使用していることからも品質は折り紙付きです。
当店では価格が一番高いレザーソールです。
バーカーレザーオールソール 21,000円+tax 半カラス仕様 1,000円+tax
こちらはスタンダードなイタリアレザーオールソールにヒドゥンチャネル・半カラスで仕上げにこだわった仕様です。
レザーソールのグレードによる仕上がりの違いはありません。
グレードによって差異が出るのは耐摩耗性と思っていただいて間違いないです。
耐久性を重視する方には高グレードのレザーソールをオススメします。
LQレザーオールソール ヒドゥンチャネル・半カラス仕様 19,000円+tax
2021年
1月
01日
金
ルブタンは高いヒールと赤い靴底が特徴ですね。
ルブタンはレッドソールを商標登録しており、模倣したとしてイヴ・サンローランが提訴されたことがあるそうです。
赤いソールの靴を製作する際は注意が必要です。
ソールに合わせてVIBRAM製の赤いラバーで補強しました。
赤色を持続することが出来ます。
補強だけでなく、滑り止めにも効果的です。
クリスチャン・ルブタン氏には『何を貼ってくれてんねん』と言われそうですが、
ハーフソールを貼っていることすら気づかれないようになるべく目立たないように仕上げさせていただいております。
関連ブログ⇒マグナーニ×カラーハーフソール
2021年
1月
01日
金
婦人靴ならではの修理をご紹介します。
側溝にはまってしまい、左足のヒールが破損してしまったそうです。
そんな時は落ち込まずに当店にお持ちください。
ヒールに巻いている革を新しく巻き直すことが出来ます。
スタック革という木目調の革で巻き直しています。
スタックヒールは好みの色合いに調整することが出来ます。
スタックヒール巻き替え 6,000円+tax
こちらは黒のスムースレザーです。
革の色味の差異が少ないタイプなので、一番好きです。
革の質感は多少変わり場合がありますが、ほとんどわからないと思います。
革の色がちょっとでも変わるの心配な方は思い切ってスタック革で巻き直すのがオススメです。
靴の印象はガラッとかわりますが、逆に違和感は少ないかもしれません。
スムースレザー巻き替え 5,000円~+tax
2021年
1月
01日
金
細いピンヒールの靴はシュッとしていて美しいです。
スタイルを重視する方には良いのですが、やはり快適性では劣るようです。
細いヒールが辛いと感じるようになったら、思い切ってヒールを交換するのはいかがでしょうか?
少し太めのヒールに交換しました。
安定感がUPして歩きやすくなるはずです。
溝にもハマりにくくなるので、怪我や靴の損傷のリスクも減ると思われます。
細いヒールで踏みつけてしまって、誰かに怪我をさせてしまうなんて心配も和らぐかもしれません。
ヒールのせいで好きな靴を履くのを諦めている方はご相談ください。
希望の形状のヒールが在庫や定番取り寄せにない場合は、ヒールをお探しします。
ヒール交換 7,000円+tax
ヒール探し +1,000円+tax
2021年
1月
01日
金
婦人靴のオールソール修理です。
少々の擦り減りなら、オールソールはオススメしませんが、ソールの劣化や特殊な構造の場合はオールソールするしか方法がございません。
このパンプスもレザーソールのつま先と中央にラバーが埋め込まれているため、オールソール修理となりました。
今回はラバーでオールソールしました。
当店のレディースオールソールはソール本体とヒールゴム交換がセットになります。
ヒール本体や巻革の交換はオプションになります。
レディースラバーオールソール 12,000円+tax
オプション
ヒール巻き替え +4,000円+tax
ヒール交換 +5,000円+tax
2021年
1月
01日
金
J.Mウエストンのゴルフというモデルです。
モデル名からも分かる通り、元々ゴルフ用シューズとして履かれていました。
悪条件で履くこともできる『堅牢』という言葉がピッタリな靴です。
カカトの内側の革が破れています。
靴擦れが原因です。
サイズの大きい靴を履いているとこんな風になりやすいです。
新しい革を当ててトップラインを縫い付けて補強しました。
破れていると見た目が悪いのはもちろんですが、履き心地も良くありません。
痛みが激しいと凹凸が出るので、早めに修理することをオススメします。
腰裏修理 2,000円+tax
こちらはVIBERG(ヴァイバーグ)のワークブーツです。
レッドウィングなどのブーツの腰裏は半円型のものが多いです。
こちらも新しい革を当てて縫い付けています。
ブーツ腰裏修理 2,500円~+tax
腰裏が傷みやすい方はサイズ調整することをオススメします。
靴ヒモをしっかり結ぶことも効果的なので お試しください。
サイズ調整のブログはこちら⇒サイズ調整
2021年
1月
01日
金
トリッカーズのカントリーです。
履き皺の箇所から裂けてしまっています。
パッチを縫いつけて補強しました。
ブローグ穴やステッチを入れて仕上げました。
修理してる感が出ますが、逆にアピールポイントにもなります。
ブラックだと目立ちにくいです。
カントリーブーツは手荒に履いた方が武骨な
雰囲気が出て似合っていると勝手に思い込んでいましたが、クラックが入ってからは後悔していました。
皆さんにはそうならないように日頃からの定期的なメンテナンスをオススメします。
2021年
1月
01日
金
サンダルは露出が多いので、中敷きの汚れや劣化が気になりますね。
気になったら、新しい中敷に交換しましょう。
新しい革で中敷を作製しました。
高級ブランドでも合成皮革を使用していることも多く、履いていなくても劣化してしまいます。
中敷を新しくするだけで、靴の印象もガラッと変わりますよ。
2021年
1月
01日
金
クロケット&ジョーンズのモンクストラップMALTONです。
今回はafterの画像からです。
見てもわからないと思います。
ヒントはこちらのお客様は指一本半入るくらいサイズが大きいということです。
今回は画像の1.5mm厚の革を半敷1枚・全敷2枚の計3枚入れました。
では何故そんなことをするかと言えば、理由は2点あります。
1点目はブランドのソックシートのロゴが見えるようにしたいからです。
2点目は市販のインソールでは調整できない最高のフィット感を可能にするためです。
お客様のご要望に見た目と履き心地の両面でお応えします。
ジョンロブのロゴもバッチリ残ります。
サイズ調整 4,000円~+tax
2021年
1月
01日
金
最近は靴磨きを趣味にされている方が増えてきているように感じます。
靴磨きは定期的にすることが大事なので、1か月に一回ぐらいの頻度でご自身でしていただいて、半年に一度ぐらいに当店にご依頼いただくのが理想です。
靴磨きは決して難しいことではないので、道具さえ揃えればプロに近い仕上がりにすることが可能です。
当店での靴磨きの工程をご紹介します。
1.コバを染色しワックスで艶出し
2.馬毛ブラシでほこり落とし
3.アッパーの汚れ落とし
4.デリケートクリームで保湿
5.油性クリームで栄養補給・補色
6.豚毛ブラシでブラッシング
7.羊毛クローブで拭き上げ
4.5の栄養補給の工程を乳化性クリーム一つで済ませるのが一般的ですが、当店では保湿効果の高いデリケートクリームと輝きと持続効果の高い油性クリームの二種類を使用しています。
靴磨きでは油性ワックスを使用しませんが、十分な艶が出ます。
より輝きを求められる方はハイシャイン仕上げをオススメします。
2021年
1月
01日
金
私物の『エドワードグリーン チェルシー202』です。
冠婚葬祭の時しか履かないので年に数回です。
だからこそ履く時は気合いを入れます。
つま先部分のキャップトゥにハイシャインを施しました。
よりフォーマル度が増す仕様です。
シューケア後に油性ワックスで仕上げます。
ハイシャイン 2,500円+tax
ハイシャインは日本語で鏡面みがきと言います。
『鏡』のように映るということです。
つま先にカメラが映っているのがおわかりいただけると思います。
ハイシャインのご依頼も承っておりますので、是非お持ちください。
磨き方法もご説明させていただきますので、ご興味のある方はお気軽にお申し付けください。
2021年
1月
01日
金
『そもそも革靴なんて洗えるの?』っていう疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
答えはもちろん『YES』です。
革と水は相性が悪いわけではありません。
洗い方とアフターケアを間違わなければ、効果抜群です。
今回はレッドウィングのベージュのスエードブーツをクリーニングします。
全体的に汚れて黒ずみ、色あせている状態です。
丸洗いクリーニングし、栄養補給することで毛ヅヤが戻り、発色も良くなりました。
クリーニングすることで汚れはもちろん、革の内部に溜まった老廃物もリセットできるので、衛生面が気になる方にもオススメです。
シミやカビの除去にも効果的です。
クリーニングは靴をキレイにするだけではありません。
深く入った皺や型崩れを改善することが出来ます。
普段からのシューケアで革のコンディションを整えることが大切ですが、シューケアでは対応できない場合は当店にクリーニングをご依頼ください。
クリーニング(短靴) 4,000円+tax
クリーニング(ブーツ) 5,000円+tax
2021年
1月
01日
金
転んで擦りむいちゃったそうです。
靴が足を守ってくれた証しです。
恩返しに修理してあげましょう。
キズ補修を施しました。
目立たなくなりました。
傷があったことも忘れてしまうかもしれませんね。
本当の恩返しは永く履いてあげることですね。
こちらは友人の靴でサツマイモと言われたことがあるそう・・・
足癖が悪いみたいです。
クリーニングで汚れを落とし、革の状態を整えてからキズ補修しました。
色気のある華やかな仕上がりにしました。
キズ補修(1ヵ所) 4,000円~+tax
2018年
4月
02日
月
ヒドゥンチャネルは直訳すると『隠された溝』という意味です。
レザーオールソールする際、ソールを接着してから縫うのですが、縫い糸がソールの表面に見える仕様を『オープンチャネル』といい、逆に見えなくするのが『ヒドゥンチャネル』です。
ヒドゥンチャネルはレザーソールの表面を革包丁で掻き上げて、縫い付けた後に掻き上げた革を伏せて縫い糸を隠す技法です。
こちらが掻き上げた革を伏せて仕上げたレザーソールです。
ソールの表面に縫い糸が出ないので、エレガントな仕上がりになります。
ジョンロブやエドワードグリーンなどの高級靴はこのヒドゥンチャネルで仕上げられています。
細部にも拘る方にはおすすめの仕様です。
エドワードグリーンのダブルモンク『ウエストミンスター』をレザーソールでヒドゥンチャネル・半カラス仕様にて仕上げさせていただきました。
エドワードグリーン好きの方にもご満足いただけるようオリジナルに忠実な仕上がりを心掛けています。
2016年
9月
21日
水
これ本当によく質問されます。
個人的にはいずれハーフソールを貼るつもりの方であれば新品の時に貼った方が良いと考えています。
人によっては新品時に貼るとソールが硬くなって反り返りが悪くなるので履き込んでから貼った方が良いという意見もあります。
確かに一理あります。
が、この質問される方の多くは出来るだけ永く履き続けたいと考えられているはずです。
新品時の修理であれば、厚みも均一に仕上がります。
最大のメリットは仕上がりがきれいです。
特にレディースで薄いソールの場合は少し履いただけで削れてしまいます。
また底を縫い付けてある靴の場合は部分的に糸が切れて剥がれの原因になります。
新品時にハーフソールを貼るのであれば糸を切ることなく貼ることが出来るためソールが剥がれてくる心配がありません。
見た目や雰囲気を損なうという理由でハーフソールを貼ることに抵抗がある方にはおすすめしません。
コストパフォーマンスや延命処置など考えずにレザーソールで履き続けましょう。
ソールがすり減ってきたら、潔くレザーオールソール修理するのが良いでしょう。
そんな方にはグレードの高いレザーソールをチョイスすることをおすすめします。
良質なレザーソールは耐久性も高いです。
確かにこのユニオンインペリアルの靴のようにレザーソールにきれいな刻印のある靴では躊躇してしまうかもしれませんね。
でも、一回履いてしまえば同じですよね。
修理に正解はありません。
最終的には自分のこだわりや価値観を大切にされるのが宜しいかと思います。