珍しい修理ネタが無いので、元同僚の女の子がハーフソールの修理に持って来てくれたので紹介します。
ちなみに同い年生まれなので、もう女の子ではありま・・・m(__)m
以前からもよく利用してくれていて、他の修理屋さんとの違いを聞かれて、『仕上がりのこだわり』と答えたら、仕上がりを気にしたことがなく裏に貼ってあればそれでいいと思っていたと。
そんな方も多いかもしれませんが、価格以上に重視すべきだと思うのですが・・・
ということで、ハーフソール修理の仕上がりの良し悪しのチェックポイントを説明します。
1つ目のチェックポイントは裏のソールとハーフソールの継ぎ目です。
段差や隙間が無いかです。
包丁での切れ込みの下準備や貼り合わせ方で差が出ます。
触ればわかるので、素人の方でも良し悪しの区別がしやすいと思います。
2つ目のチェックポイントは横からみたときの継ぎ目です。
ハーフソールの削り残しによる段差が無いか、がたつきが無いかです。
隙間ができているのは論外です。
キレイに仕上がっているものは継ぎ目の線も見えにくいです。
サイドの仕上がりの良し悪しの区別は少し難しいかもしれませんが、あなたが見てキレイと思えるかどうかでいいと思います。
きっちり仕上がっている靴は相対的に長持ちする傾向にあると考えます。
靴を磨いてキレイにしているのと同様に、足元を引き締めてくれます。
大事に扱うことにより愛着も増してきます。
単に靴を修理するだけでなく、『REPAIRISTのこだわり』を感じ取ってもらえればうれしいです。
わかったかな?
子育てだけでも大変やのに、仕事との両立はスゴイわ。頑張って!!!