エドワードグリーンの代表作の一つである『カンタベリー』です。
アデレードデザインが印象的なパンチドキャップトゥです。
木型は傑作と謳われている202ラストでいかにもエドワードグリーンらしい一足です。
今回はソールが擦り減ってきたので、オールソールさせていただきました。
ドイツ産の最高級レザーのJ.レンデンバッハソールでオールソールさせていただきました。
長い年月をかけて作られるソールは耐久性が高いです。
底縫いの糸を隠すヒドゥンチャネルで仕上げています。
コバやヒール周りもコテや釘を駆使してオリジナルに忠実に再現しています。
最近はコテを作る鍛冶職人さんが少なくなってきたので、自分で加工して使っています。
道具類を自分の使いやすいように加工して使うのは靴を履きやすく修理するのと同じように永く大切に使う秘訣だとつくづく実感しています。