今回は珍しくバックショットからの紹介です。
息子さんの靴を見るに見かねたお父様からのご依頼です。
ヒールの外側は擦り減り、フラットシューズのような佇まいになっていました。
ヒールだけではなく、ソールの損傷も激しかったです。
ちなみにこの靴は数年前に当店でオールソール交換させていただいておりまして、当時のafterの画像です。
一番の問題はアッパーのヒールカップの損傷でした。こちらは左足です。
こちらが右足です。
破れている箇所だけを補強するのではなく、あたかも初めからこういうデザインだったかのように自然な仕上がりを目指しました。
言われなけば分からないのではないでしょうか。
今回はレザーソールよりも耐久性の高いラバーソールの中からダイナイトソールをお選びいただきました。
革の質感や色合いも違和感なく仕上がりました。
息子さんにお父様の思いが伝わると嬉しいです。