2024年
3月
01日
金
サンダルなのに一年中修理のご依頼があるビルケンシュトック。
3種類の修理をご紹介します。
かかとの擦り減りが気になったら、先ずは部分修理です。
かかとの減った箇所を補強します。
つま先やソール全体の擦り減りや滑りやすさが気になったら、ソール全体を交換することをおすすめします。
当店ではビルケンシュトックのオールソール交換で定番のVIBRAM8327WOODSTOCKソールで修理しました。
衝撃吸収性と耐摩耗性に優れたMORFLEX素材配合のスポンジソールです。
ビルケン愛好家の常連様にも大好評のソールです。
こちらはダナーのブーツで使用されているVIBRAM148ソールで修理しました。
少し重くなりますが、耐久性やグリップ力を重視する方におすすめです。
暖かくなってくるこれからのシーズンにより一層活躍してくれること間違いなしです。
2024年
2月
19日
月
J.Mウェストンのローファーをレザーソールからリッジウェイソールにオールソール交換しました。
オリジナルのレザーソールはシングルソールでスマートな印象です。
リッジウェイ=畦道という意味で、畦道でも滑らないグリップ力が特徴です。
突起はソール中央に配置されているので、サイドからはスッキリした仕上がりになります。
こちらはスコッチグレインのUチップダービーです。
カジュアルな靴やブーツにベストマッチします。
クロケット&ジョーンズのモンクストラップです。
フォーマルなドレスシューズやビジネスシューズにもマッチします。
雨の日用の靴にもオススメします。
2024年
2月
08日
木
ウォークオーバーのオールソール交換で定番だったレンガ色のダイナイトソールが廃盤になりました。
当店での最後のレンガソールになりました。
個人的には好きなカラーだったので残念です。
需要の少ないカラーソールは消えていく運命なのでしょうか。
いつの日か復活することを願うばかりです。
2024年
2月
05日
月
ご家族皆さんでご利用いただいており、今回は息子さんのレッドウィングです。
数年前に当店で純正の白いボブソールからVIBRAM700でカスタムしております。
この仕様も大人気で履きこまれて風格が漂っています。
今回はEVA素材のボリュームのあるVIBRAM2021ソールに交換しました。
圧倒的に軽くなりました。
厚みはあるのですが、黒色にすることで引き締まった印象です。
軽さと歩きやすさを求める方におすすめです。
こちらのレッドウィングは純正の白いボブソールから2021ソールの兄弟ソールのVIBRAM2060ソールに交換しました。
サハラというベージュ色で落ち着いた小洒落た感じになりました。
踏まずにクビレがあり、スタイリッシュな印象です。
クッション性が高く、軽くて歩きやすい個人的にも大好きなソールです。
2023年
12月
12日
火
2023年
12月
04日
月
2022年
7月
01日
金
レッドウィングのお手軽イメチェンのご紹介です。
VIBRAM2021ソールでソール交換しました。
ブラックにすることでシブく大人っぽい印象です。
VIBRAM2021ソールは厚みがありますが、EVA素材なので軽く歩きやすいです。
こちらはVIBRAM2060ソールでソール交換しました。
サハラというベージュ色にすることで落ち着いた上品な印象です。
上記の2021ソールと似ていますが、少しだけ薄くふまず部分がくびれているのが特徴です。
レッドウィングのソール交換の定番VIBRAM4014ソールのブラックです。
雰囲気は変えたいが履き心地を変えたくないという方にはこのソールおすすめです。
2022年
5月
30日
月
VIBRAMの登山型ソールのご紹介です。カスタムのご参考にしてください。
レッドウィングの定番であるオフホワイトのボブソールからのオールソール交換です。
ビブラム社の代表的なソールであるVIBRAM100ソールです。
ソールが白いとカジュアル感が強いですが・・・
ワイルドな印象になります。
サイドゴア交換も引き締め感を高めてくれています。
元はレザーソール仕様のロークのフルブローグのVIBRAM100ソール仕様です。
ブローグの多いビジネスシューズにもマッチします。
ソール一体型のVIBRAM1136でのオールソールです。
上記のVIBRAM100ソールより薄くてスッキリした印象です。
レディースショートブーツのオールソールにはVIBRAM2333ハーフソール仕様にしました。
2022年
3月
09日
水
ダナーの定番ソールと言えば、VIBRAM148ですね。
コンバットブーツでよく使用されるVIBRAM1276シエラソールです。
ミリタリー感が強くなります。
インパクト抜群のVIBRAM7124リップルソールです。
他人と被りたくない方に。
ワンピースタイプのVIBRAM2060ソールです。
圧倒的に軽く歩きやすいです。
登山靴用タンクソールのVIBRAM1136ソールです。
ハード系からカジュアルな靴まで幅広くマッチします。
クレープ(生ゴム)ソールです。
柔らかいクッション性が特徴です。
2020年
4月
14日
火
新しく取り扱いを開始したソールのご紹介です。
VIBRAM9105GLOXI CUTソールです。
ソールに切れ込みが入っており、軽量化と屈曲性に優れています。
見た目もオシャレなので、レッドウィングのソール交換の定番になりそうです。
2020年
3月
29日
日
2018年
5月
18日
金
エドワードグリーンの代表作の一つである『カンタベリー』です。
アデレードデザインが印象的なパンチドキャップトゥです。
木型は傑作と謳われている202ラストでいかにもエドワードグリーンらしい一足です。
今回はソールが擦り減ってきたので、オールソールさせていただきました。
ドイツ産の最高級レザーのJ.レンデンバッハソールでオールソールさせていただきました。
長い年月をかけて作られるソールは耐久性が高いです。
底縫いの糸を隠すヒドゥンチャネルで仕上げています。
コバやヒール周りもコテや釘を駆使してオリジナルに忠実に再現しています。
最近はコテを作る鍛冶職人さんが少なくなってきたので、自分で加工して使っています。
道具類を自分の使いやすいように加工して使うのは靴を履きやすく修理するのと同じように永く大切に使う秘訣だとつくづく実感しています。
2016年
1月
22日
金
マグナーニのオシャレなドレスシューズです。
マグナーニの代名詞とも言えるオパンケ&ボロネーゼ製法の組み合わせに赤く染められたレザーソールが印象的です。
更になんといっても右足のヒール内側の赤い♡マークがインパクト大ですね。
そんな靴に惚れ込んだ方はソールの補強にもこだわりたいですよね。
そんな方にオススメの修理がこちらです。
ラバーハーフソールのレッドです。
革底にラバーを貼ることに抵抗をお持ちの方もいらっしゃいますが、今回のようにカラー重視で考えると合理的な修理方法だと思います。
オパンケ製法などの修理が難しいソールの場合はソールを傷めすぎないという意味でも効果的です。
レディースの靴はルブタンなど赤いソールが多いですね。
赤いソールが好きな方は是非!!
次はストールマンテラッシの青いソールに青いハーフソールを貼りたいです。
ご検討の方お待ちしております。
関連ブログ⇒ルブタン×赤ハーフソール
2015年
12月
11日
金
アレンエドモンズのロングウイングチップです。
いかにもアメリカらしいデザインですね。
この重厚感が堪りません。
シングルソールですが、つま先の補強にはこれが似合います。
こちらの修理は当日のお渡しも可能です。
お急ぎでしたら、ご遠慮なくお申し付けください。
当日の混み具合やご来店の時間帯によっては翌日のお仕上がりになる場合がございます。
関連ブログ⇒アレンエドモンズ×ヴィンテージスチール
2014年
4月
06日
日
エドワードグリーンのセミブローグ『カドガン』です。
202ラストでバーガンディアンティークフィニッシュと非の打ち所がありません。
実は自分もカドガンを所有しておりますが、ラストはスクエアトゥの606・・・
どこか違う?いや全然違う!もう隣の芝生状態です・・・
この靴を見てやっぱり「202ラストが一番エドワードグリーンらしい」とつくづく感じました。
つま先が減ってきたので、コンチネンタルトゥラバーで補強しました。
以前にヴィンテージスチールをお試しいただいている常連様ですが、金具が付いていると少し気になるということでラバーをご希望いただきました。
トゥスチールの音や滑りが気になる方に人気です。
こちらはトリッカーズの短靴カントリーです。
3回しか履いていないのに、つま先の減りが顕著です。
反り返りの悪いダブルソールの靴は特につま先が減りやすいです。
同じくコンチネンタルトゥラバーで補強しました。
トリッカーズの明るい茶系の靴のコバは赤茶っぽい色をしています。
オリジナルの雰囲気を損なわないように色調を整えて仕上げています。
関連ブログ⇒エドワードグリーンドーヴァー×つま先ラバー補強
2013年
9月
23日
月
エドワードグリーンのセミブローグのカドガンです。
色はダークオークのアンティーク仕上げです。
エドワードグリーンの仕上げを堪能できる逸品ですね。
お履きの靴だったのでゆっくり写真を撮る時間が無く、靴本体の写真はありません・・・常連のお客様だったので、無理言って撮らせていただきました。
レザーのヒールが良く滑るとのご相談でしたので、ラバーヒールをご提案させていただきました。化粧釘が打ってあるとさらに滑りやすいです。
ラバーヒールの中でも今回は珍しいメーカーの材料です。
跳ね馬がトレードマークであるコンチネンタルのラバーヒールです。
コンチネンタルは日本では知名度があまり高くないですが、世界的には抜群の知名度を誇るタイヤメーカーです。
ベンツやマセラッティなどにも採用されており、欧州生産の新車着用率No.1です。
来年のワールドカップのオフィシャルスポンサーでもあります。
そう言えばこの前のコンフェデレーションズカップでもピッチ脇に広告が出ていましたね。
そんなトップブランドが作るラバーヒールなので品質を疑う余地はありません。
特徴は何と言っても、柔らかくクッション性が高いところです。グリップ力もあります。
「柔らかい=擦り減りやすい」という概念を打ち破ってくれる材質です。
修理している自分が驚かされました。
『信じるか信じないかは貴方次第です』(笑)
信じられない方は是非一度お試しください!!