ヒドゥンチャネルは直訳すると『隠された溝』という意味です。
レザーオールソールする際、ソールを接着してから縫うのですが、縫い糸がソールの表面に見える仕様を『オープンチャネル』といい、逆に見えなくするのが『ヒドゥンチャネル』です。
ヒドゥンチャネルはレザーソールの表面を革包丁で掻き上げて、縫い付けた後に掻き上げた革を伏せて縫い糸を隠す技法です。
こちらが掻き上げた革を伏せて仕上げたレザーソールです。
ソールの表面に縫い糸が出ないので、エレガントな仕上がりになります。
ジョンロブやエドワードグリーンなどの高級靴はこのヒドゥンチャネルで仕上げられています。
細部にも拘る方にはおすすめの仕様です。
エドワードグリーンのダブルモンク『ウエストミンスター』をレザーソールでヒドゥンチャネル・半カラス仕様にて仕上げさせていただきました。
エドワードグリーン好きの方にもご満足いただけるようオリジナルに忠実な仕上がりを心掛けています。